よくある質問【保管・食べ方】

FAQでは、たまにお電話などで頂く質問への回答を共有したいと思います。

白米と玄米を混ぜて炊くには?

玄米食を取り入れようか検討中です。白米と混ぜる場合の炊き方はありますか?

玄米と白米を一緒に炊くと、どうしても玄米が固めに炊き上がってしまいます。

そのため、玄米と白米を混ぜて炊く場合は「発芽玄米」にすることをおススメしています。

発芽玄米であれば、白米と混ぜて炊けますし、また玄米と比べて柔らかいため、炊飯器の白米を炊くのと同じ方法・時間で柔らかく炊くことができます。

市販の発芽玄米は一度発芽させたものを再度乾燥させるため味が落ちてしまいますし、乾燥させることでまた固めになってしまうため、ご家庭で発芽玄米を作ることをおススメしています。

作り方は「発芽玄米の作り方」をご覧下さい。

発芽玄米
発芽玄米。(写真でわかりやすいように)少し芽が出すぎた状態です

玄米ごはん(パックごはん)の美味しさ

「黒瀬農舎の玄米ごはん」(パックごはん)はどのように炊いていますか?
家で炊く玄米よりもやわらかくて美味しいのですが、玄米ではなく一分搗き程度に軽く精米したりしているのでしょうか?

自宅では圧力鍋など色々と試していますが、パックごはんが美味しいので家でも同じように炊いてみたいです。

我が家で2年前から販売している1食ずつにパックになっている玄米ごはんは、以下のような工程で作られています。

洗米・吸水
圧力釜で炊飯
→ 1食ぶんずつパックに詰めて密封
レトルト殺菌(加圧加熱殺菌/120℃)

特に軽く精米するなどはしておらず、我が家で普通に販売している玄米をそのまま炊いています。

玄米ごはん

ご家庭で圧力鍋を使う方もいると思いますが、自宅で炊くのと大きな違いは、最後の「レトルト殺菌(加圧加熱殺菌/120℃)」という工程です。

レトルト殺菌を行うと、湯煎(100℃)で死滅しない菌を殺菌でき、長期間の保存が可能となります。
しかし一方で、調理済みの食品に対して、再度120℃で数十分(20分程度)の加熱を行うため、レトルト殺菌を行うと、殺菌前より、質感(食感)が軟らかくなり、味も落ちてしまうのが一般的です。

ただ、この「玄米ごはん」の場合は、元々硬めになってしまう玄米のため、レトルト加工で再加熱したことで、結果的に食感が軟らかくなり、加工前より軟らかくなっているようです。
(味についても、玄米自体の味が強いので、レトルト加工してもそれほど味や風味が飛ぶこともありません。)

通常は、味や食感を損なうことが多いレトルト加工ですが、「玄米ごはん」に対しては、それがプラスに働くことで、美味しい「玄米ごはん」に仕上がっています。
(ただ、レトルト加工には大型の専用装置が必要なため、ご家庭で同じ方法を再現することができません。)

ちなみに、白米を同じ製法で調理・殺菌すると、軟らかくなりすぎてベチャッとした仕上がりになり、さらに表面が加熱したことで少し黄色くなってしまうので、商品化できていません。(スーパーなどで売ってる「○○のごはん」は、また別の加工方法で作られているようです)

ご参考になれば幸いです。

玄米ごはん」はお米のご注文と一緒にお送りすることが可能です。ご希望の方はご注文の際にお知らせ下さい。また、オンラインショップでも販売しています。

黒瀬農舎の「玄米ごはん」はこちら

こちらはウェブサイトで使用される標準的なクッキー通知です。あなたは簡単に有効、または無効にすることができます。当社では、お客様に最高のサービスを提供するためにクッキーを使用しています。