よくある質問【お米作り】
FAQでは、たまにお電話などで頂く質問への回答を共有したいと思います。
お米の栽培方法は?農薬や肥料の使用状況を教えて下さい
栽培で使用している農薬や肥料などについて教えて下さい。
黒瀬農舎では栽培方法により【特】と【減】の2種類のお米を栽培しています。
【特】:農薬化学肥料を一切使わず、有機質肥料だけで育てたお米(※一般的に無農薬栽培と言われるお米)
【減】:除草剤のみ1回使用。その他は【特】区分と同じ栽培方法のお米
使用している資材についての詳細は以下の通りです。
肥料
化学肥料(化成肥料)
すべての田んぼで化学肥料は一切使用していません。
有機質肥料
肥料はすべて有機質肥料を使用しています。
黒瀬農舎では、餌への抗生物質の投与の有無や、肥料製造現場の確認、肥料製造メーカーの信頼性などを総合的に判断し、現在は主に採卵用うずらの「うずら糞」や採卵鶏の「鶏糞」を主原料とした有機肥料を使用しています。
その他、魚を加工したアラなどを原料にした肥料も使用しています。
なお、肥料の投入量も、確保上に応じて美味しいお米ができる適切な投入量になるようにしています。
農薬
除草剤
【特】区分・・・除草剤含めて農薬は一切不使用
【減】区分・・・除草剤を1回のみ使用(除草剤以外の農薬は不使用)
※【減】区分で使用する除草剤も、土壌残留性や魚毒性が高い除草剤は避け、散布時期・回数も収穫されるお米に残留しないとされる田植え直後の1回のみとしています。
除草剤以外の農薬(殺菌・殺虫剤)
除草剤以外の農薬(殺菌・殺虫剤)は、(減)区分・(特)区分、いずれにおいても一切使用していません。
なお、異常気象で病害虫が異常発生し壊滅的な被害などが想定される場合など、病害虫農薬を使用せざるを得なかった際は、提携米通信やホームページで出荷前に告知します。(但し、これまでは、病害虫農薬を使用したお米を提携米として出荷したことはありません)
【農薬の残留について】
一般的に、お米は8月以降に穂が出てから散布した農薬は収穫お米自体に農薬成分が残留する可能性があると言われています(8月以降に使用しても、すべてが残留するわけではありません)。
我が家の(減)区分で使用する除草剤は、田植え直後の6月上旬に散布していますし、定期的に行う残留農薬検査でも残留農薬は「なし」となっています。
※黒瀬農舎の(減)区分(除草剤一回のみ使用)と一般的な減農薬栽培/特別栽培米(農薬の使用量は慣行栽培の半分以下)のお米は異なります。一般に販売される減農薬米や特別栽培米は8月まで殺菌/殺虫剤の散布を行うことがあります。