15年12月/一年のご支援感謝
この一年のご支援ありがとうございました。【 PDF版 】
今年は稲刈りが終わった後も例年よりも暖かい日が続いて、遅くまで紅葉が楽しめました。
さて、今年も切餅などのご予約ありがとうございました。
毎年稲刈りが終わると一段落する間もなく、リンゴの斡旋と年末の切り餅の予約集計や原料モチ米のモミすりなどに追われ、我が農舎にとっては、一年で一番忙しい時期になります。
切り餅は、注文締め切り後に多くの方からお問い合わせ頂きますが、毎年すべてお断りせざるを得ず誠に心苦しく、申し訳なく思っております。
切も餅など加工品は、できるだけ安価に提供しようとすると、予約計画生産にして、売れ残り在庫が出ないようにするしかないためです。今年お断りした皆さんもどうぞお許し下さい。また、来年の予約注文へのご協力をお願い致します。
ところで今年も、斡旋を頼まれたリンゴ生産者に数度会いましたが、今年のリンゴ栽培は、異常暖春で開花が早まるなど生育変調。夏場の雨不足。台風の来襲がなかったことに喜んでいたら、10月上旬に、大型台風並みの「爆弾低気圧」が2度襲い、収穫直前のリンゴ園を直撃。などなど波乱万丈だったとのこと。
特に秋田平鹿(ヒラカ)は、倒木や枝折れ。フジは5割以上が落果や傷リンゴ。傷んだ樹の影響は5年も7年も尾を引く大被害が発生とのこと。
しかし、被害を受けた果樹農家の方は、意気消沈せず、来年や将来に向けての栽培の工夫や計画を語っている。ご苦労に頭が下がると共に、このバイタリティに力を貰いました。
ところで、この忙しい時期の最中に、23回目のブナ植えを行いました。
今年の文化の日は連休とならない悪条件となり、参加者は少な気味でしたが、ロッヂでの前夜祭や楽しいブナ植えができました。ご参加やブナ券のカンパありがとうございました。ブナ券や収支報告は追って郵送します。
では、ご家族お揃いで健康で素敵な新年をお迎え下さい。
ブナ植えのご参加やカンパありがとうございました。
文化の日が単独休となる悪条件でしたが、参加者はやや少ない程度の盛会。
世間には「小春日和」という言葉がありますが、北国・裏日本では、小春日和に出会うことはほとんどありません。
例年の文化の日のブナ植えは、雪の降ったことも1度や2度に止まりません。
雪がなくても、寒い強風やミゾレ交じりの暴風雨の年もあります。
でも、22年目の今年は最高のポカポカ陽気の「小春日和」の好天でした。
植栽前の開会式と営林署担当者からの植栽指導風景です。
ブナ植えの前日は、我が農舎の生産現場公開とロッヂでの前夜祭。
ロッヂでは男鹿の海の幸と、地元野菜、キリタンポ鍋のスローフード。
この時期、当地沖で獲れるマグロが今までのメインディシュでしたが、資源保護で10Kg以下のマグロは捕獲禁止となり誠に残念。
でも何はなくとも、酒と話が一番の肴。
充実した愉しい一夜になりました。
遠路参加下さった皆さんに感謝です。
現在の第4番目の植栽地は、元のスキー場のゲレンデ跡地。
表層土がはがれ石の多い堅い荒れ地でしたが
大勢で頑張り午前中に無事植栽は完了。
昼食は、過疎化で廃校になった麓の小学校の講堂で、お餅や焼き肉など腹いっぱい。
その後は、交流会で、ジャズシンガーや地元小学生コーラスグループの出演で愉しいひと時でした。
上は、我が家の孫。生まれた年から参加していますが、いま小学2年生まで成長。
下は、地元五城目小学生グループの元気なコーラス。
いよいよ冬・雪! 地吹雪体験に来てください。
当地は海岸沿いのため積雪は、さほど多くありませんが日中の最高気温も0℃以下の日が多く、道路はアイスバーン。
5メートル先の車のテールランプが見えない地吹雪に襲われることも度々。しかし、田圃は一面真っ白の雄大な雪原。ここをスノーモービルで走ると「雪は敵」ではなく「楽しい友達」と感じられるようになります。
ソリに子供を乗せスノーモービルで雪原を走ると子供たちは大喜び。お子さん連れでロッヂにお越しください。ロッヂの利用は、HPをご覧下さい。
宿泊施設「ライスロッヂ」(上の写真は先日オークションで手に入れた2台目の中古モービル。雪までに私が整備する 予定。車を運転できる方なら簡単に乗れます。ご自由にお使いください。)