ただいま、除草真っ最中。(写真は除草機の手伝いに来てくれているお兄さん)
毎年、田植え後1週間(6月初め)~7月中旬ごろまでが除草時期。
その間に、機械除草で3~4回、パートのおばさんによる手取り除草を2回程度行います。
この除草機は条間(苗の列と列の間)で鉄の車輪を回して除草するのですが、
苗のすぐ近くや同じ列の苗と苗の間は除草ができません。
(苗のすぐ近くや、苗の列で車輪を回すと苗も潰れてしまうので)
そのため、機械だけでなく手取り除草が必要となります。
と言うことで、今年は除草機に少し改良を加えてみました。
苗の近くを通る部分に結束バンド(ケーブルタイ)を取り付けてみました。
結束バンドが苗の近くで回転する事で、除草の効果を期待しています。
結束バンドは柔らかく、間隔が少し空いているので、『苗にぶつかっても、苗にダメージがないはず』、そして、『苗よりも小さい雑草には効果があるかも』ということで試してみたのですが・・・
現時点での結果は、
1.結束バンドに柔軟性があるので、苗を傷めることはほとんどない!!!
2.しかし、軟らかすぎて、除草の効果がイマイチ感じられない・・・
と言うことで、大成功!!とはいきませんでした・・・。
この方法を試したのが田植え後3週間近く経っていたので、もっと草が小さい初期なら、もう少し効果があったかもしれません。
ただ、この除草機は、人が持ち上げて移動させる必要があり、また、エンジンが小さいため、あまり複雑で重い(人間やエンジンに負荷のかかる)装置を追加することは難しいのですが、この形であれば、作業者や機械への負担が軽いことがわかった点はメリットです。
今後、爪をもっと(苗へのダメージがない程度まで)硬くすると除草効果が高くなるかもしらえませんので、機会があれば試してみたいと思います。
簡単にシャフトに固定できる結束バンドで大成功!!となれば嬉しかったのですが・・・そんな甘い話はないですよね(笑)。