年末の忙しさで12月の青山のファーマーズマーケットへの出店結果を載せていませんでした。
とりあえず開催結果。
売上:8万円(2日間合計 黒瀬農舎分のみ。米粉のお菓子屋さん含めると12万円程度)
- 南魚沼祭りで米が売れず/単価上がらず
今回は、会場横ででっかく南魚沼祭りをやっていて、そちらで米の量り売り&抽選会などを大々的にやっていたので、米の販売は奪われた感じ。
そのため、単価の高い米の宅配がほとんどなかったのが売上の伸び悩みにつながったような気がします。
- リピータも増え市場らしい/一方で見る目はシビアに。
これまで3回ほどしか出ていないのに、「前回買った煎餅が美味しかったよ」とまた買いに来てくれたりする人が何人かいることを考えると定期市としては定着しつつあるのかと思います。
ただ、その一方で、単発のイベントではなく定期市となることで、「珍しそうだから(多少高くても)買ってみよう」といった嗜好品を買うような買い方ではなく、「安いから(もしくは新鮮で値ごろだから)買ってみよう」というスーパーで日用品を買う時の目線のシビアな買い方になってきているようにも感じます。
また、夕方に売れ残っても困る野菜などは大幅に値下げをするため、それを期待して昼間に買い控えが起こっているような傾向もあるようです。
- 売上の限界が見えてきた?
今の来場者数と1コマ(間口1.6m)での接客できる人数を考えると、どんなに頑張っても1日5~8万ぐらいが限界のような気がしてきました。
午前中があまり来場者がいないということもありますが、認知度が低いから来場者がいないわけでもなく、休みの日の行動としては当たり前ということを考えると、これ以上の来場者の増加も難しい気がします。
数回しか出てないので絶対に正しいとは言いませんが、2日間で最大売上が16万円。
現状、売上が伸び悩んでいるとは言っても、伸びしろはそんなにない気がします。
それを考えると、この先どれだけ集客して売上を伸ばすかより(そこに手間やコストをかけるより)、商品の利益率を高くできるか、またはコスト(商品自体ではなく、交通費や運送コストなど)をどれだけ削れるかを考える必要があるのかもしれません。
- 撤退するべきか。。。
2日間の最大売上を16万円とすると粗利2割で約3万円。4割としても6.5万円。
東京近郊の農家が売るならそれでも利益を出せるかもしれませんが、秋田からの出店では、最低でも5~6万円以上の出店コストがかかるので売上&利益を得るための継続しての出店は難しいでしょう。
今のところ、冬場ヒマだし、赤字でも試験的に色々と試してみたいということで、やっては来てますが、ぼちぼち潮時なのかもしれません。
あとはお客さんと直接話すことは重要なので、リサーチの場として赤字覚悟で続けるか、ということもありますが、リサーチの場として赤字覚悟でやるなら、むしろ他の客層のいる青山以外の会場や、マルシェ以外の会場にも行ってみたい気もします。
1月下旬にも青山会場は出店申込みをしているので、あと1回は確実に出店するつもりですが、その先はどうしたもんだろうか・・・と今考え中です。