先日、たまたま村内の道路を走っていたら前方に緊急走行している救急車を見つけました。
すぐに走り去って行くのだろうと思ったら、いつまでもぴったりと後ろをくっついていける程度。
救急車の速度はせいぜい70~80kmぐらい。できることなら一気に抜き去りたいぐらいの速度です。
救急車ってもっと早く走るもんじゃないの?と疑問に思い、先日たまたま消防署で働いている知り合いと話す機会があったので聞いてみました。
そうしたら「救急車の制限速度は(一般道は)時速80kmだよ」とのこと。
時速80kmと言えば、法定速度よりは速いけど、幹線道路などでは制限速度+αで流れているところもあるので、それほど速い速度でもありません。(法定速度は当然時速60kmですけど。)
また、実際には、どんだけスピードを出すかより、道の段差などで車が跳ねないように注意して走ることが大切なようで、意外と速度は出せないみたいです。
(幹線道路などで段差などもなければ、時速80km+αは出すこともあるようですが)
救急車なら、好きなだけ飛ばせるのかと思ってら、意外や意外。
ただ、車内で色々と処置をしながら走っているわけですから、車が揺れて何も処置できずに病院に到着するよりも、少しゆっくりでも適切な処置をしながら移動するようにするのは当たり前かもしれません。
それに、できるだけ早く到着することについても、どれだけ速度を出すかより、信号などで止まる必要もなく、他の車も避けてくれてコンスタントに走れることの方がメリットがあるんでしょうね。
注意:よい子のみんなは、法定速度を守って安全運転をしましょう。