今日はACC CMフェスティバル 入賞作品発表会を見に行ってきました。
ACC CMフェスティバルとは、国内のテレビ/ラジオCMの広告賞で、毎年その受賞作品の上映を各地で行っています。
高校生の頃に放送部の活動と称して学校をサボり見に行ったのが最初で、それ以来行きたいと思いつつも平日の昼間に開催されているため行けていなかったのですが、13年ぶりに行ってきました(会場は秋田市のアトリオンで高校時代と同じでした)。
ただ、高校時代に見た時はもっと驚きと感動のCMがあった気がしたんですが、今回は普通にTVでCMとして見るには悪くはないとしても、わざわざ発表会で流すほどのものなの?(これで賞を取った作品?)と思えるCMが結構多かったように思います。
もちろん、高校時代よりCM以外も含めて色んな作品を見たり経験をした事で簡単には感動しなくなったことや、13年ぶりと言う期待が大きすぎたことなどもあるとは思います。
しかし、それ以上に景気が悪い中で、企業側の広告に対するお金のかけ方がシビアになった結果なのかなと感じました。CMにかける費用自体も減っているでしょうし、費用対効果などがシビアに求められ、イメージ先行のようなCMではなく、直接的に商品が売れる広告が増えたように思います(それが正しい広告なんだけど)。
その結果、商品は売れてCMの本来の目的としては成功かもしれないけど、面白さや感動といったものが減ってしまったのかもしれません。
ただ、そんな中でも、声を出して笑えるCMや涙してしまうぐらい感動的なCMもいくつかありました。
広告費や費用対効果というものにシビアになった中で、商品をきちんと売り込みつつ、作品としても洗練されたCMというのは、まさに素晴らしいCMなんでしょうね。
ACC CMフェスティバル
- 2008年1月29日
- 日記・雑記