少し前になりますが8月上旬に山形に行ってきました。
目的は、「草のない田んぼ」の視察。
今年のうちの田んぼの草がとても多いとうちの父親が嘆いていたところ、近所に住む人から、「山形の知り合いの農家は無農薬なのに田んぼに一切雑草が生えていない」という話を聞き見に行く事になったのです。
そのため、朝6時前に家を出て、延々と走り続ける事4時間!!
山形県天童市まで行ったのでした。
そして、実際に田んぼに行ってみると・・・確かに草はない。
正確には、少しは小さな草があるけれど、無農薬栽培ということを考えるとゼロに等しい状況です。
同じく無農薬栽培のうちの田んぼは、草を育ててるのか稲を育ててるのかわからないぐらい、草が多いのに・・・。
草がない理由は、堆肥や米ぬかなどを田んぼに撒くことで、田んぼにトロトロ層ができていて(土の上の部分がトロトロとした感じの土壌になっている状態)、それによって草が生えないようになっているらしいとのことでした。
田んぼの土壌や気候、広さなどの違いがあるので、聞いた方法をそのままうちの田んぼで実践したところで、同じ成果をあげられるわけではないようですが、他の人の田んぼを見るのは勉強になっていい一日でした。
この写真の一番右が、草のない田んぼを作っている方、その隣はうちの父親、そして左から3番目は、「草のない田んぼ」の話を教えてくれた「高野さん」。
高野さんも、70歳を超えても尚、様々な栽培方法に挑戦している方です。稲作りにこだわりを持ち、各地の農家を回っては交流をしているので、様々な栽培方法などにも詳しい稲作りの先生です。
山形視察
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