我が家では、種まきをしてから温室で芽出しをした後に外に並べます。
我が家ではハウスは使わずに、本当に外に苗箱を並べます。
そしてプール育苗と言う水の中に苗箱を置く育苗方法で行っています。(正確には、ビニールの上に苗箱を並べてからそこに水をはってプール状態にします)
プールにするためには地面を平らにする必要があるので(そうしないと水に沈んでしまう苗箱、水に浸からない苗箱が出てしまう)、地面の高さを測って均していきます。
今年はお試しでGPSによる高度測定を利用。残念ながら微妙な高低差まではわかりませんが、大体の傾向などはこれで計ることができました。
ビニール(農ポリ)の上に苗箱を並べていきます。
ちなみに手前の上にかけてあるのは風除けのシート。
最終的にはきちんとかけるものですが、苗箱を並べている最中に乾燥するのを防ぐために天気がいい日に苗箱を並べる際には、こまめにシートをかけていきます。
そして、すべて並べ終わると、先ほどのシート以外にもう一枚保温用のシートもかけて苗箱の上に2枚のシートをかぶせていきます。
(天気がよければ1週間ほどで保温用のシートははがします)
そして、最後は下に敷いたビニールに縁を作り、中に水を入れていきます。
この写真で真ん中に見える青いものがプールの縁となるホース。直径5cmほどになるホースを伸ばし、そこに水を入れて膨らませてから、下に敷いたビニールの端をホースに巻くと、プールが完成します。
というのが我が家の箱並べの一連の作業。
上にも書きましたが苗が乾いてしまうのを防ぐため時間との勝負。必要に応じて途中で散水しながらの作業です。
ちなみに、写真にハウスの骨組みが見えますが、ここ10年以上、この方法になってからハウスははってません。そろそろ骨組みも解体すればいいんですけどね…(笑)。