カモ除草をやっていると、飼っているカモが他の鳥に襲われるため、襲ってくる鳥を鉄砲で威嚇したり駆除する必要があります。
そのために4年前に猟銃の免許を取りましたが、毎年何度か射撃場で訓練を行う必要があり、農作業の合間に隣町の射撃場に行ってきました。
猟銃を所持して使用するためには、このほかに毎年、狩猟税という税金を納めたり、警察に猟銃を持っていって使用状況などについての調査を受けたり、3年に一度は所持許可更新のための講習を受けたりと、結構な手間とお金がかかります。
関東以西では問題となっているイノシシによる田畑の被害ですが、秋田ではイノシシが冬を越せないので生息していないとされていました。それが、暖冬などの影響なのか、秋田でもイノシシの生息が確認され、今年はいよいよイノシシによる田畑の被害も出てしまいました。
猟銃は危険なものなので手続きや所持するために手間がかかるのはやむを得ない部分はありますが、各地で鳥獣による農地の被害の話が増えている中、これだけ手間とお金がかかると、新たに猟銃を持とうという人も減り、この先の有害鳥獣対策をどうするかが心配になります。