秋田では東京に比べてセミナーが少ないです。
時間に余裕があるときは東京まで出かけて行くこともあるのですが、農繁期だと難しいですし、予算的にもすべてのセミナーに出られるわけではありません。
そんなとき、知り合いが東京でセミナーを開催して、しかもネット中継やるから見ない?と誘われたので参加してみました。
6時半から都内で開催のセミナーに参加するのに1時間前まで田んぼにいられるって素敵です。
そして、メシを食べながら(なんなら呑みながらでも)参加できるって素敵です。
ただネットでセミナーに参加して思ったことは、セミナーの話は聞けるけど、空気感を共有するのは難しい、と言うこと。
セミナーって、セミナーの内容も大事だけど、そこに参加している人との空気感の共有だったり、セミナー後の懇親会(懇親会がなくても立ち話)が重要であったりするんだと思うんですよね。
いや、絶対にそれがある必要はないんだけど、とても大事な気がします。
また、会場と一体になって作り上げるようなセミナーなどは、ネットでやるなら相当仕組みを考えないと難しいんじゃないのかなーと思ったりします。
実際のセミナーに参加しても、セミナーの中身がイマイチであっても、一緒に参加者と休憩中や懇親会で盛り上がったことが面白かったことで、結果的に参加してよかったなー、と思ってるセミナーなんて山ほどあるわけです。
そう考えると、そのセミナーの中身以外でカバーできるリアルなセミナーより、セミナーの中身だけで勝負する必要のあるネットセミナーと言うのは参加者の満足度を高めるためのハードルが高いのかなーと思ったりします。
ちなみに、セミナーでも、「Excelのマクロ使い方講座」のような明確で狭い内容の講師が話す内容を聞くだけであれば空気感とか関係なく説明を聞くだけなので問題ないのですけどね。
まぁ、そんなわけでちょっとそこあたり不満もあったりしましたが、東京まで行く必要がないというメリットはあるわけで、ここあたりのノウハウがしっかり確立されて、ネットで参加できるセミナーが増えるとありがたいですね。