今日は、先日種蒔きをして中二日加温して出芽させた苗を外に並べてました。
作業の流れとしては、加温していた倉庫から育苗地まで軽トラで運び、ビニール(農ポリ)を敷いた上に苗箱を並べて行きます。
並べ終わったら、下に敷いたビニールの外周(縁)の部分に水を入れたホースを置いてビニールの外周を高くすることで苗箱を置いたビニール内に水を貯められるようにします。
これがプール育苗と呼ばれる育苗方法です。プールと言っても深さは数センチほどで、当然、苗の上の方は水から出ています。
この方法だと苗の根や苗箱の土が水に浸った状態のため、毎日水を撒いたりする必要もなく、天気がいい日でも数日おきにプールの水を足すぐらいで済みます。また、水に浸かった状態だと病気なども発生しにくいので、その点でも管理が楽になりますし、播種、育苗時の消毒や薬剤散布を減らすことができます。(我が家では育苗までの段階では農薬などは使用していません)
今回、作業の様子をわかってもらえればと思い、2列(苗箱1600枚分)のプールを作る様子をタイムラプス動画で撮影してみましたので、3分弱と少し長いですがよろしければご覧下さい。