有機圃場の割合は0.22%

今日も引き続き、有機認証関係の勉強会。
多少うとうとしつつも、なんとか講義の合間の演習なども無事乗り越え修了しました。

さて、直接、有機認証を取る上での知識とは関係ありませんが、講義の資料に日本の有機生産の規模が出てました。

20160226

有機農産物の生産について、面積では全農地面積の0.22%、トン数でも生産量の0.24%と非常に少ない数字です。

現在の我が家のように農薬は使ってないけど有機認証は取得していないという人を入れた推計値でも、面積は倍程度、つまり全体の0.44%程度だろうと言う事です。

講師の先生は「まだまだ広がる可能性のある市場」と言う言い方をされていましたが、なかなか広がっていませんね…。

 

この数値はEUやアメリカの規模に比べると相当少ないわけですが、それは日本人が「有機農産物や環境に対する意識が低いから」ということもあるのかもしれませんが、それ以外にも、日本ではスーパーで市販されている普通の農産物のレベルが高いことにも起因しているのではないかと個人的には思ったりしています。
(海外はスーパーにある慣行栽培の野菜の品質が悪いので、安全性や環境負荷を理由にする人の他に良い品質を選ぶ人も有機農産物を選ぶから市場が大きい)

どうなんですかね?

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