僕たちが「ありがとう」と言いたい消費者の来訪

我が家は20年以上前からお客さんに田んぼに来てもらえるイベントを色々とやっています。

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イベントの際の交流会(夕食会)の様子。我が家の家族や同じグループの生産者なども加わってのささやかな宴です。

夏の除草見学と白神山地のブナツアー、秋のブナ植栽ツアー、冬の地吹雪体験&なまはげ祭りツアーなどを、毎年ではない行事もありますが、不定期で開催しています。(秋のブナ植栽ツアーは毎年開催しています)

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早朝のカモの餌やり体験(7月)
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田んぼや倉庫などの見学などもできます。

また、イベントの時だけでなく、いつでも自由に滞在できる「ロッヂ」も用意して、お米を定期的に購入している方には、好きなときに遊びに来てもらえるようにしています。
※ロッヂの利用については、記事の一番下に書いてます。

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ロッヂは2段ベッドの個室がいくつか並んでいます(リビング、キッチンは宿泊客同士で共用)

我が家のお客さんは東京や大阪などの大都市の方が多いため、距離的に遠く、そう多くの方には来ていただけませんが、遊びに来たお客さんからは「楽しかった、また来たい。ありがとう!」と言ってもらえます。(お世辞かもしれませんが)

 

しかし、田んぼにお客さんに来てもらうことは、お客さんに感謝してもらう以上に、私たち農家が「ありがとう」と言いたいことだと思っています。

 

お客さんにきてもらい色々と話をすることで、お客さんが我が家のお米について思っていること、食や農業に関して感じている興味や不安などを聞けることは、
私たちがどのようにこれから農業をしていくか、という上で、一番と言っていいほど重要な情報だからです。

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お客さんと直接会ってお話できるのは農家にとっても重要な経験です。

我が家は、産直(産地直送)で、お客さんにお米を直接届けています。
そのため、農協や市場に出荷している農家に比べれば消費者との距離は近いのですが、それでも、お米の注文などで話す機会があっても、お客さんと雑談のようなことをできる機会はそれほど多くありません。

注文のついでに、一言、二言話すことはありますが、なかなかお客さんとじっくり話すことはできないのです。
(こちらは雑談大歓迎ですので、僕が電話に出たときは、何か質問や疑問など何でもぜひどうぞ!)

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除草見学&白神ツアーの様子(白神山地にて)

ですから、お客さんの方からわざわざ遠くまで来ていただいて、その上でお客さんとお話できると言うのは、私たちにとって大変貴重な体験です。

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毎年開催のブナ植栽ツアー。前夜祭は翌日の植栽に影響がない程度に盛り上がってください。

お米をご購入いただいている方々で「行ってみたいけど、お邪魔じゃないかなー」と思ってる方は是非来てください

我が家は、忙しい時期でも勝手に滞在いただけるように自炊が基本のロッヂを用意しています。

お世話はあまりできませんが、好きなように滞在していただけますので、ぜひどうぞ!
送迎もできませんが、ロッヂに泊まる分にはシーツ代500円だけで構いません。キッチンなども自由に使えます。もちろん米は食べ放題です(笑)。

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交流会などを行うロッヂのリビング。イベント以外なら落ち着いてのんびり滞在も可能です。

<ロッヂの利用について>
ロッヂの利用は、お米を定期的に購入されている方に限定させて頂いています。
また、ロッヂの説明や利用方法は下記のページもご覧下さい。
宿泊施設「ライスロッヂ」

農業体験・援農・農業ボランティアについて
正直に書かせてもらうと、滞在して頂く分には大歓迎ですが「農業体験をしたい」と言うのは作業の調整や準備などで手間がかかります。
ご要望があれば、余裕がある時期は検討させてもらいますが、忙しい時期は即戦力になる方以外はお断りしていますので、お許し下さい。(逆に即戦力になる方には薄謝程度ですがバイト代払うことも検討します)

注意:他の農家への訪問をお考えの方へ
我が家はロッヂを用意していますし、原則おもてなしはしない(できない)かわりに、好きなだけ自由に滞在できる、と言うスタイルにしています。
そのため、来てもらうことに負担はありませんし、書いたとおりメリットが大きいので大歓迎ですが、農家によっては負担と思われる方もいるとは思いますので、ご注意下さい。

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