商工振興会

大潟村には元々「商工会」がありません。理由は、ほぼ農家しかいないから(笑)
厳密には、商店街として飲食店や肉屋、魚屋、衣料品店、美容室などが1店舗ずつぐらいあったのですが、その程度なので作られないまま、村ができて30年近く経過したんだと思います。

ただ、その後、農家でも法人化したり個人であっても販売をする人も増えたことなどから、商工会を作ろうかという話が出たようで、おそらく20年ほど前に、その前身として「商工振興会」というのが作られました。

「商工会」になるには、設立要件に「地区内の商工業者の2分の1以上が会員となること」という条件があったり、また専従で事務局を置いたりと負担が大きかったこともあり、その後「商工会」となることなく「商工振興会」という任意団体?のまま今日まで来ています。(ちなみに事務局は大潟村役場内)

ちなみに、(農業関連以外の)各種制度資金・融資などを使う際に、商工会による確認・書類などが条件となるものがあるようですが、そこあたりは「秋田県商工会連合会」に対応頂いているようです。

 

そんな経緯で作られた「大潟村商工振興会」は、設立当時から今に至るまで(主に販売も自分で行っている)農家や農業法人、農家が集まった販売法人がほとんどなので、商工振興会の研修などの行事も、農業(特に稲作関係)になっているなかなか面白い状況。
こんなところも大潟村の特殊性ですかね。

さて、今年の研修はワタミに出資することで話題の米穀卸さんなどに行く予定のようです。
個人的に興味はありますが、その前後にも色々と予定が詰まっているので参加が厳しいかなぁ…。

20160123

※飛行機の行き先が明らかに伊丹空港なのに羽田と書いてあったり、会社名が間違っているあたりは、事務局となっている役場の担当者が片手間でやってるのでご愛嬌…( ̄o ̄;)

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